築34年、住まいのお悩みは雨漏れと冬の寒さ・結露。
雨漏れは屋上の防水や窓まわりを何度修繕しても直らず、冬は寒く結露がひどいためあちこちカビが発生して困っていました。これらを解消したいとH様よりリフォームのご依頼をいただきました。

外装工事
雨漏れの原因は、コンクリート外壁がひび割れて雨水が浸水していると考えられ、塗装や防水工事での修繕は難しいと判断。外壁はガルバリウム鋼板張りにしました。サッシ廻りも何ヶ所か浸水が診られたため全て交換しました。

内装工事
古い建物は断熱材が不十分なことはよくありますが、H様邸にも施工前には断熱材がなく鉄筋コンクリート造の内壁に直接ビニルクロスを貼っていたため、冬の寒さは室内でも厳しくエアコンがなかなか効かない状況でした。そのため結露しやすくカビが発生してしまったようです。
そこで外壁には内部より発泡ウレタンという断熱材を吹き付け、内壁に壁をもう一層造りました。部屋は少し狭くなりますが、断熱材+空気層での冬の寒さ・結露・カビの発生、全てが解決！

水廻り
毎日使う水廻りは設備を一新しました。新しい設備は汚れにくくお手入れが簡単です。また、玄関横にある既設トイレではご主人の寝室から遠く不便を感じているとお聞きし、寝室の横に新たにトイレを設けました。断熱力がUPした浴室、節水型トイレで無理なくエコにつながる暮らしや、IHコンロなど安心で安全な暮らしと快適さを追求しました。

暖団通信No.52に掲載⇒暖団通信No.52