新築時からお付き合いのあるN様は、その頃から「将来的には母屋と連結して増築をしたい」というお考えがありました。
そして今回、13年越しの想いを実現させる増築工事を行いました。

母屋と雰囲気を合わせつつも、設備機器は最新のものを導入し、お部屋の各所にも拘りがちりばめられたお住まいになりました。

LDK
「遊び心も必要だ」というご主人の考えから、キッチンは折り下げ天井にしました。日当たりと風通しのよいリビングの壁に、ヒノキの羽目板を張ったことで、室内に居ながらも森林浴を感じられる心地よい香りがします。

水廻り
水廻りの動線はリビングから寝室まで一直線に移動ができ、奥様のことを第一に考えた配置になりました。住宅設備機器は、使い勝手が良く、お手入れもしやすいシンプルなタイプをイメージして選択しました。

寝室
寝室はクローゼットの他、タンスのように使える埋込収納も設置しました。クローゼットの横には小さなTV台のおけるスペースを残しています。また、母屋との廊下には趣味のミシンが収納できるようになっています。

玄関
増築部にも玄関を備えています。リビングとつながった空間になっているので、ロールスクリーンを取付けていつでも仕切れるようにしました。

濡れ縁
寝室の前には濡れ縁をつけて、玄関からの目隠しを兼ねた縦格子も設置しました。真ん中にある沓脱石は、道路拡幅で解体時にでた石を再利用しました。母屋との連結部は自転車等をしまう外部収納にしました。