鎌倉時代に作られた木造地蔵菩薩立像をおさめた地蔵堂の一部改修と本堂の建替工事を行いました。
以前の本堂は江戸後期の建物ということでしたが、老朽化が進んだため建替えることになりました。

南側に大きな窓を設置しているので室内は明るい印象です。掃き出しの窓ですので、そこからも堂内に出入りしやすいように手摺をつけています。玄関にも網戸を設置しているので、虫の侵入を気にすることなく風通しを行えます。

地蔵堂の土台部分も劣化が激しかったため、補修を行いました。濡れ縁は新たに作成し、表面は金具が見えないように埋め木をして隠しています。床束は元の材のまわりを新しい材で囲いボルト止めして強度を高めました。